ペットとしてよく飼われているハムスターならカワイイと思うのですが、天井裏で、夜な夜な運動会を繰り広げるねずみには頭を悩まされます。
私は今から30年ほど前、夜勤のある仕事をしていました。
仮眠してから出勤しなければならなかったのですが、ガサガサという物音で目が覚めて、目を開けたら・・・ネズミと目が合ってしまったんです。
その時の恐怖心は忘れられません。
本当におちおち寝ていられませんでした。
事情はそれぞれ違うと思いますが、夜中のガサゴソ、食べ物の袋が食いちぎられてるなど、ねずみの気配があったならできるだけ早く対策をすることをお勧めします。
ねずみの気配がしたら天井を叩くと効果がある?
結論としては、一時的に静かにさせる効果はあっても根本的な解決には至らないと思います。
ねずみは警戒心が強くて、見つけようとしてもなかなか見つけられないとよく聞きます。
走り回ってるのを見かけるというのであればよほど沢山いて、人間にも慣れてしまい、警戒心が薄くなっているのかと思います。
普通は人の気配がしたらねずみは警戒して隠れるか逃げるでしょう。
天井を叩くとその時はねずみの気配はしなくなるかもしれませんが、静かになれば、もしくはほとぼりが冷めればまた戻ってくるのでなないでしょうか?
天井裏のネズミを追い出す方法は?
ねずみが住み着く環境は?
食べ物があって水があって、温かくて、安全と思えるところ・・・・屋根裏はその例としては最適ですね。
追い出すためにはねずみにとっての快適環境を壊していくことがその方法といえるでしょう。
ネズミのエサが無いようにする
食べかすなどが落ちていない様にきれいに掃除をすること。
生ごみは毎回必ず密閉して捨てる。(デスポーザーがあればそれで処理をしておけば安心ですね。)
食品はねずみが手を出せないところにしまう、出しっぱなしにしない!が鉄則です。
餌が無ければねずみは食べもの、水を求めて移動する可能性が高いと言われています。
忌避剤を使用する
忌避剤というのはねずみを退治することはできませんが追い払う効果のあるものです。
例えば漂白剤やミントやユーカリなどのハーブの匂い、にんにくやワサビなどの刺激臭も苦手です。
煙の臭いも効果があります。バルサンを焚いたら他の害虫駆除にも役立ち一石二鳥ですね。
天敵の動物、猫を飼うのも良い方法ですね。
要するにねずみの住みにくい環境を作ることが大事なんだと思います。
ネズミ用トラップを仕掛ける
なかなかねずみを追い出せないのであればいよいよ捕まえる、駆除するしかないのですが、自分でするとなったらどんなものがあるでしょうか?
粘着シート型のネズミ捕りや昔ながらのばね式のものもあるようですが、最近はかご型のネズミ捕り機もいいようですね。
ネットでも購入できますが、薬局でも購入できます。
購入出来たら、あとはねずみの隠れていそうな場所や通り道に仕掛けます。
捕まえられたら、今度は処分する方法になるのですが、殺すのはどうも寝覚めが悪いというのであれば初めから殺鼠剤を使用した方が良いのかもしれません。
侵入口を塞ぐ
ねずみは外から入ってくるので必ず侵入口があります。
家には隙間が沢山あります。
電線や下水管、水道管の通るところの隙間、屋根の通気口や、換気扇、戸袋などの隙間や、壁のひび割れなど無数にあります。
500円玉ほどの大きさがあればねずみは簡単に出入りできるそうです。
これらを全て対処するには専門の業者さんにお任せするのが一番安心です。
殺鼠剤
ねずみはその死骸をそのまま放置すると二次被害が起こります。
しっかりと処理しないと様々な菌が広がったり、腐敗臭が充満したりする恐れがあるのです。
最悪は病気にねずみの腐敗が原因の菌の発生のせいで病気になることだってあるんですよ。
最近の殺鼠剤は備蓄毒系と急性毒系があり、一般の家庭では備蓄毒系がお勧めです。
万一、ペットや乳幼児が口にしても少量ならまず問題ありません。
更に備蓄毒系の毒の特徴としては、ねずみの視神経を壊します。
光を求めて明るい場所へ出てやがて死にます。
うまくいけば外へ出て死んでくれます。
見つけやすいというのは大変ありがたいことだと思います。
ねずみの死骸は新聞紙などにくるんで燃えるゴミに出せば良いそうです。
天井裏のネズミを追い出すには超音波がいい?
ねずみの嫌いな超音波を利用する方法がありますが3~4日で慣れてしまうようです。
それと壁を通さないんです。
方向性もある程度決まっているので、賢いねずみはそれを避けるようにするので壁で反射する超音波を利用して充満させた状態で使用するように設置しましょう。
天井裏のネズミを追い出すにはバルサンがいい?
燻煙剤の代表のようなバルサンを使用するとねずみの体毛に付着しているノミやダニなどの害虫を駆除する事ができ、まさに一石二鳥です。
ねずみについては一時的に家の外へ追い払う効果があります。
バルサンを焚いたら、戻ってこられないように侵入口をふさいでおくと効果をさらに上げることができると思います。
そもそもネズミは屋根裏で何してる?走り回る理由は?
屋根裏はねずみにとっては好都合な場所といえます。
人がなかなか入ってこなくて、食料や水が手に入り易く、温かい、まさに楽園といえるのではないでしょうか?
そういうところにねずみは巣を作り繁殖しようとしています。
天井でカリカリ音がするのはネズミがいる証拠?
屋根裏に住み着くのはねずみだけとは限りません。
ハクビシンやコウモリなども屋根裏に住み着きますし、ゴキブリだって走り回ればカサカサ音がすることもあります。
ねずみの出す音とは違いますがやはり物音はしますがいずれにしても放置はよくありません。
早めの対処をおすすめします。
つまり天井でカリカリ音がしたからといってねずみだとは限らないということです。
ネズミが天井から落ちることもある?
ねずみが天井から落ちることがあるかどうかはわかりませんが、天井裏に住み着いているねずみは間違いなく人のいる場所に降りてきてエサを食べたり水を飲んだりしています。
天井裏にいるのですから間違って落っこちたり、安全と思う高さだったら、飛び降りることもするかもしれませんね。
ネズミを撃退した後の処理は?
清掃について
ねずみの糞尿を放置すると匂いや見た目の不潔感だけでなく、病気にもなりかねない菌が沢山います。
それが放置されると増殖します。
建物の柱や鉄などのところは錆びたり、木材なら腐敗してしまうかもしれません。
これらの被害を少なくするためにはできるだけ早く清掃する必要があります。
素手は感染の恐れがありますので絶対にやめて下さい。
ゴム手袋、マスクは必須です。
ふき取る為の布や新聞紙、消毒するためのアルコール・エタノール、糞尿を掃き集めるためのホウキとチリトリを使用して掃除します。
掃除機を使用すると糞尿の中に潜んでいる菌を空気中に飛散させてしまうので絶対にやめて下さい。
新聞紙に消毒液をかけてしめらせて上からかぶせてふき取りまとめとるようにすると飛散を防ぐのに
使用済みの布やマスク、ゴム手袋は必ず捨てるようにしましょう。
使用後のホウキやチリトリは流水でキレイに洗い流し、手洗いは石鹸を使用して念入りに洗いましょう。
死骸処理について
ねずみの死骸を見つけたら、ゴム手袋、マスクをつけて死骸周辺に殺虫スプレーをまく。
死骸に直接触れないように粘着シートや新聞紙で包みゴミ袋に入れてしっかり密閉する。
燃えるゴミに出す。
侵入口について
ねずみは自分の頭ほどの大きさがあれば通り抜けることができると言われています。
通路となる隙間や壁をふさぐことは侵入口をふさぐのにとても有効です。
ネズミ駆除をプロに依頼する場合のポイント
ねずみ駆除をプロに依頼するとしたら、どこに頼んだらよいのでしょうか?
何を比較すればいいのかわからないとなかなか決められないですよね。
ねずみ駆除で探すと沢山の業者が出てきます。
口コミを読むのも参考になります。
見積もりをしてもらうと金額だけでなくて対応の時の様子で話をどれくらい聞いてくれるのかもわかると思います。
それぞれの業者さんでホームページで自社のサービスについて書いていますので、
- どれくらい早く来てくれるの?
- どんな事してくれるの?
- 費用どれくらい?
- 保障してくれるの?
- 何回位、どのくらいの時間がかかるの?
気になる項目を必ず比較してから見積もりを検討しましょう。
ホームページやランキングを見ると良いと思います。
一例としてマイナビで、横浜市のおすすめ害獣駆除業者の選び方と料金相場というのがありましたのでQRコード載せておきます。
「ねずみ 天井 叩く」を調べている人がよく思う質問
まとめ:なかなか撃退できない場合はプロに依頼を!
ねずみが侵入できない、エサが無い、巣作りできない環境づくりが大切です。
自分でできることは限られていますので業者さんに相談をしてみるのもとても良い方法だと思います。
費用や方法などをいくつかの業者さんから見積もりを出してもらって比較したり、沢山の業者さんがありますのでランキングになってるところを参考にするのも良いですね。
できるだけ早く対処することが家を守る為にも家族の健康を守る為にも大切だと思います。
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