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庭に穴を掘る動物は?庭穴5・10・15センチの場合は?原因なども徹底調査!

庭に穴 動物

庭の掃除などの手入れをしていると、見慣れない穴を見つけることがあります。

小さい穴ならあまり気にならないという方も多いかもしれませんが、10㎝を超える穴となると不気味に感じる方もいるかもしれません。

この記事では、庭に掘られた穴を作った犯人たちを紹介してるので、庭で謎の穴を見つけた際の参考にしてみてください。

目次

庭に穴を掘る動物は?

庭や畑に穴を掘ってしまう動物は多くいます。

この項では、そんな穴掘りが得意な動物たちを紹介します。

庭に穴を掘る動物たち

ネズミ

庭に穴を掘る動物 ネズミ

ネズミは「家ネズミ」と呼ばれる3種類(ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ)のネズミがいますが、庭や畑に穴を掘ることが知られているのは2種類(ドブネズミハツカネズミ)です。

ネズミの掘る穴は入口が直径5㎝~10㎝程度と小さく、浅く掘られているのですが中は外敵から逃げるために入り組んでいるのが特徴です。

イタチ

庭に穴を掘る動物 イタチ

イタチは土の中にいる昆虫やミミズ、ネズミなどを捕食するために穴を掘ります。

また、安全だと考えた場所に穴を掘り巣を作ることもあります。

イタチの掘る穴は直径が3㎝~5㎝程度と小さいですが、複数の場所に穴を掘りそれぞれの穴は中でつながっているのが特徴です。

そのため、複数の穴を堀られることによって庭がボコボコになっていることもあります。

モグラ

庭に穴を掘る動物 モグラ

モグラが掘った穴は特徴的で、穴の周囲に土が盛り上がってできた土の塊モグラ塚」と呼ばれるものができているため、誰の仕業かすぐに気づくことができます。

モグラは地中を縦横無尽に掘り進めるため、かなり深い穴を掘ることもあります。

1日に自身の体重の半分ほどのエサを必要とし、12時間エサを食べないだけで餓死してしまいます。

農家の人からは害獣とされており、モグラによって畑の地盤が不安定になるうえ、農作物の根や芽を食いつぶされることで枯れる原因となるからです。

ヘビ

庭に穴を掘る動物 ヘビ

ヘビは冬になると冬眠をするために穴を掘ります。

直径が4㎝ほどで、土が浅く掘られているのが特徴です。

アナグマ

庭に穴を掘る動物 アナグマ

アナグマは穴掘りがとても得意な動物です。

土を掘ってミミズや昆虫、カエルやモグラなどを食べるほか、農作物や果実を好んで食べます。

近年では、農作物を食い荒らされる被害だけでなく、畑を掘り起こされるなどの被害が多発しているため、農家の人からは害獣として扱われています。

また、アナグマの掘る穴の入り口は直径が25㎝以上になることもあり、穴の長さは最大で1㎞もあったという事例も存在します

庭に穴が開く原因は?

庭に穴ができる原因は大きく2つ考えられます。

害獣によって穴を掘られる

この原因が最も多いと考えられ、忌避剤などをしかければ途端に被害が止まる可能性もあります。

そのまま放置すると家の中にまで侵入してくる可能性もでてくるため、早急に対策を講じる必要があります。

排水菅の存在

何度埋めても同じ場所に開く穴がある場合、地面の下に排水菅が存在している可能性があります。

水はけ対策などで排水管を通した可能性がありますが、土地を購入した人がそこまで知らされていないこともあり、調査してみると排水管が存在し、そこから雨水と土が一緒に流れてしまっていた、というケースも存在します。

畑に穴を掘る動物は?

畑には農作物が植えられており、それを目当てに畑に侵入し農作物を食い荒らしたり、穴を掘って巣を作ってしまう動物もいます。

本記事の「庭に穴を掘る動物は?」でも紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

日本で穴を掘る動物は?

日本で穴を掘る動物 イノシシ

日本には穴堀りが得意な動物が多数存在しています。

穴を掘る理由はエサを探すためだのほか、住処を作るためなどになります

特に、イノシシは毎年ニュースで報道されるくらい厄介な存在です。

畑や庭を掘り返してはエサを求め、人が襲われたという話もよく聞くことがあるように、獰猛な一面も持っているので特段の注意が必要な動物です。

また、本記事の「庭に穴を掘る動物は?」でも穴を掘る動物を紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

庭穴の大きさから考えられる動物

穴の大きさから、どんな動物が開けたのかおおよそですが判断が可能です。

この項では、穴の大きさによってどんな動物が掘ったのか紹介します。

庭穴が5センチの場合は?

直径3㎝~5㎝ほどの穴は「イタチ」による穴の可能性があります。

土の中にいる虫やネズミなどを捕まえるために穴を掘ることがあるほか、安全だと思える場所の土の中に巣を作るために穴を掘ることもあります。

穴の入口は丸くなっていて、深さは目的によって浅いものや深いものとなっています。

また、イタチの掘る穴は複数存在していてその穴は土の中でつながっていることも多く、これは獲物を追い込み捕まえるための戦略だと考えられています。

庭穴が10センチの場合は?

直径が5㎝~10㎝ほどの穴は「モグラ」の可能性があります。

穴の入口の大きさはネズミと同じ大きさですが、モグラはかなり深い穴を掘り、穴の周りに土の塊(モグラ塚)が盛られているのが特徴です。

モグラの作る穴は本道(巣に直結している生活道路)と支道(本道に合流するための脇道)があり、本道は崩すと修復されますが支道は一度作るともう使われない道のため、修復されることはありません。

庭穴が15センチの場合は?

直径が7㎝~15㎝ほどの穴は「タヌキ」の可能性があります。

もしもタヌキが空けた穴の場合、穴を空けた本人が近くにいる可能性が高くどこかで様子を見ているかもしれません。

タヌキが穴を掘る理由はエサとなる虫やミミズを探し出すためのほか、巣を作るために穴を掘ります。

庭穴が浅い場合は?

穴が浅い場合には2種類の動物(ヘビまたはネズミ)によって作られた可能性があり、どちらも巣を作るために穴を掘ります。

ヘビの場合、穴の直径は4㎝ほどで土が浅く掘られた状態なのですが、冬眠以外はほかの動物が作った穴を利用することが多いです。

ネズミはモグラと同じサイズの穴の入口(5㎝~10㎝ほど)をしていて、土が浅く掘られており中はとても入り組んでいて外敵から逃れるための工夫がされていると考えられています。

ネズミの中で穴を掘るのは「ドブネズミ」「ハツカネズミ」の2種類になります。

イタチが庭に穴を掘ったときの対処法は?

イタチ 庭に穴を掘ったとき 対処法

イタチによって庭に穴を掘られた場合、そのまま放置または穴を埋めるだけの対処では更なる被害を招く恐れがあります。

この項では、イタチが庭に穴を掘ったときの対処法を紹介します。

庭の環境を整える

庭に低木がある場合は剪定し、雑草が伸びているのなら草刈を行うなどをすることで、イタチが隠れることができない環境を作りましょう

これにより、臆病なイタチは庭に侵入することを避けるようになってきます。

また、生ゴミやペットのエサもイタチにとってもエサとなります。

ゴミは蓋つきのものを使用する、ペットのエサは放置しないようにすることでイタチが侵入してくる頻度を下げることができます。

イタチに対応した忌避剤

忌避剤を使用するのは、イタチが庭に侵入することを防ぐのに効果的な方法です。

ホームセンターやドラッグストアでも手軽に購入することができるうえ、設置方法も簡単です。

忌避剤は数多く揃えられていますが、イタチが嫌う成分が入ったものを選ぶようにしてください。

庭で使用することができ、効果があるタイプは「シートタイプ」のほか「顆粒タイプ」などです。

イタチの巣があると思われる場所やイタチが入ってきそうな場所に設置することで、侵入してくる頻度を下げることが可能です。

気を付けたいのは、雨や風によって忌避剤の効果が薄まってしまうこともあるため、定期的に設置し直したり新しいものと交換することをおすすめします。

侵入する可能性のある経路を封鎖

イタチはわずかな隙間(3㎝ほど)からでも侵入することが可能なので、庭まで侵入を許してしまった以上家の中に侵入してくるのも時間の問題です。

家の中に侵入されてしまうと更なる被害(ニオイ、病原菌、騒音など)につながりかねないので、家の周りから確認できる隙間は全て埋めてしまいましょう

例えば「軒下の隙間」「床下換気口の隙間」「エアコンや室外機の壁穴」などになります。

隙間を埋めるのは、ホームセンターでも購入することができる「パンチングメタル」や「パテ」を使用することをおすすめします。

ただ、軒下や屋根付近の隙間など高所作業が多いため、思いもよらないケガや事故に遭うことも考えられます。

不安な方は専門業者へ相談することをおすすめします。

ネズミが庭に穴を掘ったときの対処法は?

ネズミ 庭に穴を掘ったとき 対処法

ネズミが庭や畑に穴を掘っている場合は、その穴を埋めてください。

また、庭までネズミの侵入を許してしまっているため家の中へ侵入されてしまわないよう、侵入口になりえる隙間は全て埋めてしまいましょう

隙間を埋めるための道具はホームセンターで簡単に手に入れることができ、パンチングメタルを使用する場合は目が細かいものを使用することをおすすめします。(隙間が大きいとその隙間から侵入する可能性があるため)

さらに防鼠ブラシや防鼠パテなどネズミ対策の商品は数多く販売されているので、上手く活用してみてください。

庭に穴を掘った動物がわからないときの対処法は?

穴を掘った動物に再度侵入されないよう対策を講じる必要があります

穴の大きさからも推測することも可能で、この記事の「庭穴の大きさから考えられる動物」でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

対策として、どの動物が侵入してきても逃げ出してしまうようなニオイの強いもの(ハッカ油、唐辛子、ニンニクなど)を設置する、市販の忌避剤を設置するなどが効果的です。

また、動物が侵入してくる原因を排除していくことも重要なポイントになります。

生ゴミや食べ物のニオイのついたゴミを適当に捨てている場合、家庭菜園をしている場合などは野生動物が侵入してくる原因となる可能性が非常に高いため、ゴミはニオイがしないよう蓋付きのゴミ箱に捨てる、家庭菜園は侵入されないよう網を張るなど対策を行ってください。

害獣駆除は業者に相談したほうがいい?

害獣駆除 業者 相談したほうがいい?

結論として、害獣駆除は専門業者に相談することを強くおすすめします

庭や畑に穴が掘られたとき、どの動物のものかわからないことも多いもので、適切な対策は一般の方には難しいのが現状です。

また、害獣と言われている動物の中には「鳥獣保護管理法」という法律により厳しく守られている動物も存在し、もし許可なく捕獲、死傷させるようなことがあれば「1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」に処されることもあります。

害獣駆除の専門業者なら、許可証を取得しているうえ豊富な知識や経験からどの害獣による被害なのかを分析し、適切な対策を行ってもらえます。

「庭に穴 動物」を調べている人がよく思う質問

庭に穴を開ける動物は?

イタチ、モグラ、ネズミ、ヘビなどになります。

ネズミやヘビが掘る穴は浅いのが特徴となっており、穴の入口も5㎝ほどと小さいものが多いです。

モグラの掘る穴の入口はネズミと同じくらいの大きさですが、かなり深く掘る特徴があります。

庭に穴を掘る害獣は?

イタチ、アナグマ、タヌキ、ネズミになります。

どの動物もエサを捕まえるため、住処を作るために穴を掘ります。

ハクビシンやアライグマも穴を掘る動物と言われていますが、実は穴掘りが苦手です。

穴を掘って生活する動物は?

巣を作るために穴掘りをする動物は多く、キツネやアナグマなどはとても長い穴を掘ります。

中でも、アナグマの掘った穴は長さ1㎞にも及ぶものが確認されたこともあります。

巣穴を掘る動物は?

アナグマ、イタチ、ネズミ、モグラ、キツネなどが該当します。

アナグマやモグラ、キツネはかなり深く長い穴を掘り、そこに住処となる巣を作ります。

まとめ:害獣が原因の場合はプロに相談を!

この記事では、庭や畑に穴を掘る動物の紹介のほか、穴の入口の大きさによってどの動物が掘ったものなのか、穴を掘られた際の対処法を紹介しました。

庭や畑に掘られた穴を放置してしまうと、動物によっては家の中に侵入されてしまう可能性も高くなってしまいます

また、自分で対処しようにも見当違いの対策を講じても、無駄に終わってしまうこともあり、もしも鳥獣保護管理法で守られた動物を許可無く捕獲、死傷させてしまった場合には重い罰を受ける可能性もあります。

そのため、害獣駆除の専門業者へ相談し適切な対策を講じてもらうことをおすすめします。

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