ハクビシンが嫌がるものは？線香は効果ある？対策グッズや寄せ付けない方法を紹介

ハクビシンはとても愛らしい見た目ですが、農作物や住居などに深刻な被害をもたらす害獣です。

「足音が鳴き声うるさくて眠れない」

「異臭がする」

「天井にカビが生えてしまった、シミがどんどん広がっていく」

「農作物が食い荒らされてしまう」

こんな迷惑なハクビシンをなんとかして撃退したい！どんな方法が効果的なのか知りたい

そんな方のためにハクビシン撃退の方法をいくつかご紹介します。

ぜひ自分に合った方法を見つけてみてください。

ハクビシンが嫌がるものは？

ハクビシンは嗅覚と聴覚がとても発達している動物です。

臭いや音に敏感という特徴からハクビシンの嫌がるもので対策してみましょう。

嫌いな臭い

• 唐辛子などに含まれるカプサイシンの臭い
• オオカミや犬・猫の尿の臭い
• 煙の臭い
• 酢の臭い
• ハッカやペパーミント、ラベンダーなどの香り

嫌いな音

• 超音波
• ブザー音

嫌いな色

• 赤色

嫌いな動物

•フクロウやタカなどの猛禽類

ハクビシンの子どもが狙われるため、子どもがいるハクビシンには天敵と言えます。

•アライグマ

ねぐらやエサなど似たようなものを好むなど共通点が多いため、巣やエサを奪い合ったりすることがあります。

ハクビシンが嫌がるものでハクビシン対策は可能？

ハクビシンが嫌がるのものでの対策はできます。

市販の忌避剤や燻煙剤、ライトやブザー、超音波器などを利用してみましょう。

それぞれに一長一短の特徴がありますので、住環境や生活スタイルに合った方法を選んでください。

ハクビシンに線香は効果がある？

普通の線香や蚊取り線香では効果はありません。

ハクビシンが嫌がる唐辛子の成分が配合されている害獣よけ専用の線香が市販されていますので、線香での対策をするならば必ず専用のものを購入してください。

ハクビシンの嫌いな色は？

赤色が嫌いだと言われています。

ハクビシン撃退グッズに赤いデザインが多いのはそのためです。

ハクビシン対策は自分で出来る？

ハクビシン対策を自分で行うにはいろいろと注意が必要です。

ハクビシンは自然環境を守るためにある鳥獣保護管理法という法律で保護対象となっている動物です。

そのため許可なく捕獲したり殺したりしてはいけません。

またハクビシンは人間にうつる病原菌を持っている可能性があります。

安易に近づいたり触れたりすることはとても危険な行為ですので、駆除をする場合は無理をせずに専門業者に任せることをおすすめします。

自分で行うのは被害に遭わないための予防にとどめておきましょう。

ハクビシンが来ないようにするには「寄せ付けない方法」

それではハクビシンを寄せ付けないために自分でできる方法をいくつか紹介します。

■すき間をふさぐ

• 屋根まわり
• 換気口
• 増改築部分の継ぎ目
• 通風口

ハクビシンは大人のこぶし大のすき間があれば侵入できます。

この程度のすき間なら大丈夫と油断せず、すき間を見つけたらしっかりふさいでおきましょう。

■植栽を切る

ハクビシンは身体能力が高く木登りが大変得意です。

木をつたって屋根から侵入されないように、屋根にかかりそうな木は切り落としておきましょう。

■雑草や落ち葉を取り除く

ハクビシンはとても警戒心の強い動物ですので明るく見通しのよいところは苦手です。

身を隠せるようなスペースを作らないようにしておきましょう。

■生ゴミやペットのエサを放置しない

ハクビシンは雑食性の動物で、基本的になんでも食べます。

ペットの犬や猫のエサはハクビシンのエサにもなりますので、食べ残しを外に放置しないよう注意してください。

特に甘い果実が大好物！そして夜行性ですので、夜間のゴミ出しは絶対にやめましょう。

■作物に網をかける

■忌避剤などの市販グッズを使う

その他ハクビシンの対策について

ハクビシン対策用唐辛子の作り方

市販のグッズを継続的に購入し続けると費用の負担も気になります。

もっと安価にできる対策として忌避剤を自分で作るという方法もあります。

木酢液は炭を焼く際に出る煙が液体になったもので、ハクビシンの嫌がる燻製のような匂いがします。

ホームセンターで手軽に購入できるので試してみてください。

ハクビシン対策にライトは効果がある？

ハクビシンは夜行性の動物なので明るいところが苦手です。

また警戒心の強い動物でもあるのでセンサーライトに驚いて逃げてしまいます。

ただし慣れてしまえば効果はなくなるので、効果は一時的なものと言えるでしょう。

ホームセンターで購入できるハクビシン対策グッズ

ホームセンターには屋内用・屋外用とさまざまなハクビシン対策用のグッズがあります。

■忌避剤

ハクビシンの天敵のオオカミの尿やにんにく・唐辛子などの強い臭いのする液体やゲルゲルタイプ、シートタイプなどのものです。

種類が豊富で価格には幅がありますが、だいたい１０００円から３０００円くらいの商品が多いようです。

■燻煙剤

煙が出るタイプの殺虫剤で、価格は５００円から１０００円程度で購入できます。

殺虫剤なので成分がハクビシンに効くことはありませんが、屋根裏などに設置すると煙の臭いを嫌って追い出すことができます。

また同時にハクビシンの糞尿で発生した害虫の駆除にも効果があります。

■金網・ネット

侵入経路をふさいだり農作物を覆うのに使います。

価格は素材や大きさによって違いますが、例えば侵入口をふさぐ用途のステンレス素材のネットだと１５００円から３０００円くらいが目安になります。

自分でハクビシン対策ができない場合は？

ハクビシンは何ヶ所かのねどこがあり転々とする習性があり、いなくなったと思えばまた戻ってきたりしますので素人ではなかなか対策が難しいようです。

また捕獲には法的な問題や健康被害を受けるリスクもあるため自分では難しいという場合、まずは自治体の窓口に相談してみましょう。

自治体で捕獲はしてもらえませんが、一般的に箱ワナの貸し出しやワナにかかったハクビシンを回収をしてくれるといった対応はしてもらえます。

優良な民間駆除業者を複数紹介してもらえることもありますので、どうしていいか分からずお悩みの方は一度問い合わせてみましょう。

ハクビシン駆除業者を選ぶ際のポイント

自分で駆除業者を探す場合、法外な請求をしてくる業者もあるため注意が必要です。

優良な業者をどこで判断すればよいのでしょうか。

まず「捕獲」が可能ですという業者には必ず免許を持ったスタッフが在籍しているため、信頼できる業者である可能性が高いです。

他にも上場企業が運営している業者であることも見分ける目安になります。

３〜４社の見積もりを出してもらう際は、見積もり・出張費無料、見積もり後の追加請求なし、保証期間があることを念頭に比較・検討してみましょう。

「ハクビシン 嫌がるもの」を調べている人がよく思う質問

まとめ：無理に解決しようとせず困ったら業者へ相談

ハクビシンがお家に住みついたり、敷地に出入りされたら本当に困りますよね。

ハクビシンが寄りつかないように日頃から自分で対策しておくことが大切ですが、被害に遭ってしまったら無理をせず専門の業者へ相談しましょう。

法的な保護対象の動物ですので捕獲には免許や許可が必要ですし、ハクビシンに近づいたり触ったりすることで健康を損なう可能性もあります。

相手は野生動物ですから自分で駆除となると非常に大変です。

素人判断ではなくハクビシンの駆除について経験と知識のある専門家に相談することが解決に向けて一番の近道です。

信頼できる優良な業者を選んで、１日も早く安心して生活できる日常を取り戻しましょう。