「何かが道を横切った?」という経験をされた方も多いかもしれません。
イタチは基本的に夜行性ですが、昼間でも見かけることが多く、茶色い動物がピョンピョンと跳ねるように走る姿は可愛く映るかもしれません。
ただ、イタチは人の住む家の床下や屋根裏を棲み処にしてしまうことがあります。
走り回ったりする際の足音や甲高い鳴き声による騒音被害のほか、フン尿による悪臭被害に悩まされている方も年々増加傾向にあります。
イタチは肛門付近に臭腺を持ち、フンをする際にその臭腺からニオイ物質を吹きかけることでかなりの悪臭に激変します。
また、イタチは「溜めフン」をする習性を持つ為、悪臭のフンの上に更に悪臭のフンをします。
これにより、ゴキブリなどの害虫が寄って来やすくなるだけでなく、屋根裏に溜めフンをされ放置してしまうと最悪、天井が腐って落ちてくる可能性もあります。
そのため、イタチが居たら決して放置せず忌避剤などを使って追い出し、きれいに掃除と除菌を行い、再度侵入されないための対策を行うことがとても重要になります。
この記事では、イタチの忌避剤は何がおすすめなのか、屋外や屋根裏の場合も解説するほか、効かない場合はどういった方法があるのかなどを紹介します。
イタチの忌避剤は何がおすすめ?
この項では、イタチに効果があるとされる忌避剤の種類のほか、屋外や屋内など場所別に効果のある忌避剤を紹介します。
イタチに効果的な忌避剤の種類
イタチに効果的と言われている忌避剤には、イタチが嫌いなニオイ以外の他に天敵となる動物のニオイや本能的な恐怖を感じるニオイ成分が使用されています。
イタチが嫌いなニオイには、唐辛子に含まれているカプサイシンなどの刺激臭、ミントなどのハーブ系のニオイがあります。
天敵となる動物のニオイには、犬猫のニオイ(尿や毛)、オオカミの尿(ウルフピー)などがあります。
また、忌避剤には大きく3つの種類があります。
・スプレータイプ
スプレータイプのメリットは「イタチと遭遇してしまった際の対抗策となる」「設置タイプの忌避剤が届かない場所に使用しやすい」ことになります。
特にイタチは見た目の可愛さからは想像できないほど、凶暴な一面を持っており、無暗に刺激をすれば突然噛みついてくることもあります。
そこで、このスプレータイプならイタチと距離を保った状態で噴射することで対応することができます。
また、設置タイプの忌避剤では対応が難しいとされる手の届かない位置に対しても噴射することで、噴射した周辺にニオイ成分を付着させイタチを寄り付け難くすることが可能です。
ただ、スプレータイプには「効果の持続時間が短い」というデメリットも存在します。
このデメリットに対する対策は「定期的に噴射する」ことで、ニオイ効果を持続させることが可能。
面倒だと感じるかもしれませんが、イタチがまだ近くをウロウロしている間は定期的な対策を行いましょう。
・設置タイプ
設置タイプのメリットは「効果が長く続く」ことになります。
また、設置タイプには「固形」「粉末」「シート」といった種類も存在しており、シート型だと狭い隙間に使用しやすいという点があります。
デメリットとして「有効期限を把握しておく必要がある」ことであり、これはとても重要です。
スプレータイプと違い、一度設置してしまえば約1ヶ月~2ヶ月ほど、商品よっては1年ほど成分効果が持続するものもあり、いつ頃に設置したのか忘れてしまう場合があるので注意してください。
イタチは帰巣本能が強い動物なので、効果が薄くなった忌避剤ではすぐに戻って来てしまうこともあるため、設置日と有効期限は視認しやすい場所にメモするなど対策をしておきましょう。
・煙タイプ
煙タイプのメリットは「どこに逃げ込んだイタチでも追い出す」ことになります。
イタチは夜行性のため、日中はうす暗い場所(屋根裏や床下や隙間)に隠れていることがあります。
そんなイタチを嫌いなニオイ成分の含まれた煙を充満させることで追い出すことが可能になります。
ただし、デメリットとして「屋内しか効果が無い」「家具や衣類、食器、家電、ペットなどに影響が出ないように対策が必要」などが挙げられます。
害虫対策に用いられる製品と同様に、ニオイ成分が付かないように袋に入れたり、別の場所に移動させるなどの手間がかかりますが、効果は大きいとされています。
また、ニオイ成分が含まれた煙を充満させるからこそ効果があるものなので、屋外で使用してしまうと煙が風で流されてしまい、効果は期待できないため、必ず屋内で使用してください。
屋外のイタチに効果的な忌避剤
屋外にいるイタチへの忌避剤として「スプレータイプ」「設置タイプ」が効果的になります。
特に設置タイプの中のシート型や顆粒型は効果が高く、シート型は風で飛ばないように吊るしておくなどすれば、ニオイ成分が風によって拡散され、イタチは簡単に近寄って来れなくなります。
ただし、注意点として「屋外はニオイ成分が薄くなるのが早い」ということを覚えておいてください。
天候や環境によっては、記載されている期限よりも持続期間が短いこともあるため、定期的に確認し必要ならば新しい物と交換するようにしてください。
屋根裏や屋内のイタチに効果的な忌避剤
屋根裏など屋内にいるイタチへの忌避剤は「スプレータイプ」「設置タイプ」「煙タイプ」が効果的です。
屋根裏や床下といったどこに隠れているのかわからない場合には煙タイプの忌避剤が効果を発揮します。
建物全体をイタチの嫌いなニオイ成分が含まれた煙で充満するため、イタチに強いストレスを与えることが可能で、追い出すことが可能です。
ただし、煙タイプはニオイ成分が衣類や食器などに付かないように対策をする必要があるため、手間がかかるという点は覚えておいてください。
スプレータイプや設置タイプはイタチが出入りしている侵入経路などに設置しましょう。
設置するタイミングは、イタチが出て行った頃を見計らって設置すると、戻ってきたイタチは棲み処に戻れなくなり、強いストレスを与えることが可能になります。
ただし、スプレータイプも設置タイプもニオイ成分が薄まってしまうため、定期的な噴射や交換が必要になるため、注意してください。
イタチ向け忌避剤の選び方
忌避剤を選ぶ前に場所(屋内または屋外)、どの辺りなのか(屋根裏または床下など)、広さ、侵入経路といった情報を整理してください。
屋外で使用するなら、設置タイプやシートタイプの忌避剤がおすすめです。
屋内での使用を考えている場合、最初に侵入経路を特定することが重要です。
もしも、まだイタチが屋内にいるのに侵入経路の出入口に忌避剤を設置した場合、イタチは逃げ場が無くなり、棲み処の奥へ奥へと隠れてしまいます。
出て行かなくなるばかりか、更に状況が悪化してしまう可能性も。
また、屋内ならばスプレータイプ、煙タイプ、設置タイプの忌避剤が有効です。
イタチが隠れている場所がわからないまたは、広いならば煙タイプの忌避剤が有効です。
狭い場合は、侵入経路の出入口より遠い位置に忌避剤を設置することで、ニオイに反応し逃げ出す可能性が高くなります。
購入や使用する前に、現在のイタチの状況を整理することで有効な方法を選択しましょう。
\ 関東・関西・東海・九州エリア対応! /
最短即日10分で現地に駆けつけ!
ご相談、現地調査&お見積り、出張費用すべて0円です。
おすすめのイタチ忌避剤
この項では、イタチ対策におすすめな忌避剤を紹介します。
イタチ退散!(庭の見張り番)
イタチ用、設置タイプの忌避剤です。
100%植物由来の成分で作られており、子供やペットへの影響も少ないため安全です。
効果はかなり強力で、イタチが本能レベルで嫌がるほどの成分(カプサイシン)を使用し、嗅覚の鋭いイタチには強烈な刺激臭となります。
効果の持続期間も約1年と長期に渡って効力を発揮してくれるため手間もかからず、経済的にも助かる製品です。
ただ、使用する場所の環境によっては効果の持続期間が短くなることもあるようなので、定期的に様子を見るといいでしょう。
害獣忌避剤屋根裏害獣ニゲール300ml(アフティ)
13種類のニオイ成分を配合し作られている忌避剤です。
そのため、イタチ以外にもコウモリやハクビシンにも高い効果を発揮することができます。
さらに、効果の持続期間も約3ヶ月と長く設定されているため、手間もかからず金銭的にも評価が高い製品です。
これは設置タイプの忌避剤なので、設置する場所の環境によっては持続期間が短くなってしまう可能性もあるため、定期的に確認してください。
強力忌避一番 固形タイプ(フタワ)
天然のニオイ成分100%の忌避剤なので、直接手で触れても問題ありませんが、ニオイと色が付着することもあるため、注意が必要です。
また、この忌避剤に使用されているニオイ成分は木酢液やニンニク、木タールなどといった成分でカプサイシンなどの刺激臭とはまた違う成分になります。
効果の持続期間は約2ヶ月と長く効くように設計されています。
ただし、使用場所の環境によっては持続期間が短くなることもあるため、定期的に様子を見てニオイが薄くなってしまっていれば新しいものと交換するようにしてください。
強力忌避一番 500ml(フタワ)
強力忌避一番の液体タイプになり、固形タイプよりもニオイが強く即効性が高いのが特徴です。
屋外でも使用することが可能ですが、液体タイプはニオイが薄まりやすいようなので、定期的に散布することをおすすめします。
また、液体タイプは固形タイプと違いゴミが出にくいので後片付けも楽になります。
害獣忌避 ウルフピー
ウルフピーとは、オオカミの尿のことを言い、イタチにとってオオカミは自然界の天敵になります。
そのため、イタチを含む多くの動物はオオカミを恐れているため、オオカミの尿のニオイは本能で危険だと感じることで近寄ることをためらいます。
この製品は設置タイプの忌避剤になるので、イタチの侵入経路に設置しておくだけで、大きな効果を得ることができます。
イタチ向け忌避剤を購入できる場所
この項では、イタチにも効果のある忌避剤を購入可能な場所を紹介します。
ネット通販
ネット通販では、近隣にあるホームセンターやドラッグストアでは取り扱っていない商品を手軽に購入することが可能です。
物流網が発達した現在では様々な商品を直接店舗に行って購入するよりも、手軽に様々な商品を見ることができるため、ネットを使って購入する方が増えています。
また、口コミや実際に使用している方の動画を観ることができるので、使用するイメージが湧きやすいのもネット通販の特徴です。
ホームセンター
現在、日本全国の至る場所にホームセンターがあります。
生活用品から農機具、建設用品や資材、ペットの販売と幅広く取り揃えていることで、生活にとって重要な拠点の1つといっても過言ではないでしょう。
そんなホームセンターにも忌避剤は数多く取り揃えられており、担当されている店員によっては使用方法など詳しい方がアドバイスを行ってくれることもあります。
また、価格も比較的安価なのもホームセンターの特徴です。
ハーブやアロマオイル販売店
イタチを含む害獣の多くはハーブやアロマオイルのニオイを苦手としており、ニオイがする場所を避ける傾向があります。
小さい子供が居る家で薬剤を使用した忌避剤などを使用したくない、という方はこういった自然素材のエッセンシャルオイルを使用することをおすすめします。
注意点があり、適切な量を使用する分にはリラックス効果があるなどのメリットがありますが、ペットが居る家ではそのハーブやアロマオイルが原因でストレスを抱えることも。
そのため、使用を控えた方がいいかもしれません。
イタチ向け忌避剤はダイソーでも購入できる?
生活の中でダイソーで買い物をされている方は多いかもしれません。
そんなダイソーでもイタチにも効果がある忌避剤を購入することができます。
ハーブ系ニオイのアロマオイルや木酢などはイタチにも効果があり、忌避剤として使用することもできます。
出来るだけ安価で済ませたい方は、ダイソーなどの100円ショップで購入して試してみるのもいいかもしれません。
イタチ忌避剤を購入できるホームセンターのアイテム
沢山のメーカーが忌避剤を販売しています。
ホームセンターでは、そんなたくさんのメーカーの中から人気のある商品を取り揃え販売しています。
この項では、各ホームセンターで人気のある忌避剤を紹介します。
コメリのイタチ忌避剤
「忌避一番 固形タイプ」「忌避一番 液体タイプ」が検索上位にあることから、最も人気のある商品であることがわかります。
これらの商品はこの記事でも紹介しているおすすめの忌避剤にも入っている商品ので、イタチの被害に困っている方は一度購入を検討してみるのはいかがでしょうか。
コーナンのイタチ忌避剤
「忌避一番 液体タイプ」「強力害獣ニゲール」「忌避一番 固形タイプ」が人気の商品になるようです。
これらの商品はこの記事でも紹介しているおすすめの忌避剤にも入っている商品ので、イタチの被害に困っている方は一度購入を検討してみるのはいかがでしょうか。
カインズのイタチ忌避剤
「害獣よけ 木タール」「害獣ニゲール 置型」といった商品が上位にありますが、他にもたくさんの忌避剤が取り揃えられています。
店舗は関東を中心に展開されているため、関東以外の方はネット通販を利用するといいかもしれません。
ナフコのイタチ忌避剤
「忌避一番 固形タイプ」などこの記事でおすすめとして紹介している商品のほかに、プライベートブランドの害獣忌避剤も販売されています。
プライベートブランドとは、小売業などが独自で企画、開発、販売している独自のブランドをいいます。
メーカーが製造するよりも安価に購入することが可能です。
木酢液はイタチの忌避剤になる?
木酢液はイタチの含む多くの害獣にとって本能的に避けるニオイの一つです。
木酢液とは、木材を木炭にする際に発生する煙を冷却してできた液体です。
山火事が発生した際にも同じようなニオイが発生することから、動物はこのニオイを火事が発生していると感じている可能性があり、ニオイがする場所には近づかない傾向があります。
木酢液に似た「竹酢液」も存在しますが、これは素材が竹材となっているだけで効果は木酢液とほとんど同じものです。
イタチ忌避剤の効果的な使い方は?
忌避剤を使用する際の効果は2つあります。
- イタチを屋内から追い出す
- イタチの再侵入を阻止する
まず、イタチの侵入経路を調査することが重要です。
そして、侵入経路への出入口を特定することができれば、そこから遠い地点(屋根裏の場合、出入口の対角線上)に忌避剤を設置することでイタチの苦手なニオイ成分によって、出入口から外へ出て行くようになります。
イタチが外へ出て行った後、出入口に忌避剤を設置することで、戻ってきたイタチは中に入ることができない状態を作ることができます。
イタチの忌避剤が効かない場合は?
イタチの苦手なニオイ成分を使った忌避剤でも、あまり効果が無い個体も存在します。
その場合は、害獣駆除の専門業者へ相談してみましょう。
なぜなら、イタチは鳥獣保護管理法という法律によって守られた動物です。
許可無く捕獲や殺傷した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に科される可能性があるため、追い出す以外の方法はありません。
しかし、忌避剤による効果が期待できないのであれば、プロの業者に任せることでリスクを最小限に抑えることが可能です。
「イタチ 忌避剤 おすすめ」を調べている人がよく思う質問
まとめ:対策が難しい場合は早めにプロへ相談を!
この記事では、イタチの忌避剤おすすめのほか、屋外や屋根裏の場合も有効なもの、効かない場合はどうするべきなのかを紹介しました。
忌避剤は手軽に購入することが出来ますが、イタチの侵入経路を特定する必要があったり、屋根裏に設置しようとすると高所に登る必要があるなど、かなりの労力と思わぬケガを負うリスクが付きまといます。
また、侵入経路を塞がないと忌避剤を使用しても、隙を見て何度でも侵入してこようとします。
個人での対策に不安を持つ方は、害獣駆除の専門業者に一度相談することをおすすめします。
金銭的なリスクはありますが、侵入経路の判明から対策、掃除と除菌、再侵入対策まで全て任せることができます。
イタチによる被害は放置すると深刻な事態にまで発展することもあるので、違和感を感じたら早急な対策が必要だと覚えておきましょう。
コメント