玄関にコウモリのフンが毎日落ちていて困る!
なんとかして軒下にいるコウモリを撃退したい!いい方法はある?
家に入り込んできたコウモリを追い出すのに、いい方法はないかとお探しではないでしょうか。
この記事では、コウモリの対策や撃退法を詳しくお伝えしますので、ぜひ参考になさってくだい。
コウモリの撃退法は?
コウモリがもう来なくなる一番の撃退法は、追い出してから侵入場所を塞いでしまうことです。
コウモリ対策の流れは
- 居場所の特定
- 追い出し
- 清掃・消毒
- 隙間や穴を塞ぐ
このような手順です。
追い出し方法としては、以下のような物がありました。
- コウモリの嫌いな匂い成分の忌避剤やスプレー
- 超音波装置やLEDライトなどの強い光を発するグッズ
自分の家にいるコウモリに対して、どれを使用すれば効果があるか、できるだけ無駄な費用をかけずに1回で来なくなるようにしたいですよね。
そこで、ご自分の家に住み着いたコウモリの撃退に、参考になる対策方法をお伝えします。
軒下のコウモリ対策は?
軒下に棲みつくコウモリに対しては、効果的な対策がいくつかあります。
コウモリは「鳥獣管理保護法」に認定されているため、殺したり傷つけたりしないよう十分注意して行います。
- 忌避剤の使用
- 照明の工夫
- 燻煙剤の利用
- ネットなどの物理的な障害
まず軒下の場合、高所であることから作業は危険ですので、お一人で行わないようにしてください。
自動やタイマーで作動するLED ライトを設置して、軒下を煌々とライトで照らす方法があります。
太陽光パネル付きの夜になったら点灯するライトを当てると来なくなりました。(その代わり家は周りと比べて煌々と光っていますが(-_-;))
光が届きにくいところには忌避剤を置いてみましょう。
ただし、この場合はLEDライトや忌避剤の匂いにコウモリが慣れてしまう恐れがあります。
定期的な交換や、同じ匂いを使い続けないなどの工夫も同時にするといいと思います。
次に、コウモリ除けスプレーを使って追い出し、その後コウモリ除けネットや金網を張る方法があります。
この場合は、ネットを張る作業がご自分でできる、見た目の悪さが気にならない場合は効果的です。
ただし、今後コウモリが来ないようにするためには、隙間を塞ぐ必要がありますが、素人が軒下の隙間を完全に塞ぐのは難しいケースが多いようです。
軒下に住み着いたコウモリを追い出して、隙間を埋め入れないよいにしましたが、まだ糞がおちてます。
軒下の場合、安全や確実を考えると、駆除業者に相談してみることもおすすめいたします。
コウモリの被害や危険性
コウモリの被害や危険性は、以下のようなことが考えられます。
- ダニや病原菌による健康被害
- 家屋の汚染や損傷
- 騒音によるストレス・睡眠障害
一つずつ確認していきます。
ダニや病原菌による健康被害
コウモリには、ダニ・ノミ・トコジラミなどが寄生しています。
この3種類は、人間やペットにも吸血し、かゆみやアレルギー反応を引き起こします。
特定のダニは病原菌を媒介することがあり、ヒトにコウモリが持っている病原菌が感染する恐れもあります。
さらに、コウモリの糞には多くの病原菌が含まれており、これが空気中に拡散することで、ヒトに感染するリスクが高まります。
例えば、換気口などに住み着いた場合、目に見えない病原菌を私たちは吸い込んでしまう危険性があります。
特に、ヒストプラズマ症という肺に影響を与える感染症は、コウモリの糞から感染することが確認されています。
これらの健康被害の恐れを考えると、対策を立てることは非常に大切です。
家屋の汚染や損傷
コウモリが屋根裏に住み着いてしまうと、大変なことになりかねません。
糞尿による家屋の損傷や、ダニ・ノミ・病原菌などの大量発生がおきます。
屋根裏のフン
屋根裏に住み着かれてしまった場合は、点検口から糞尿を確認してみてください。
まだ住み着いて日が浅い場合は、早急に対策をしましょう。
コウモリのフンは、昆虫食のため非常に乾燥してもろいです。
そのため粉塵になりやすく、簡単に吸込んでしまう危険性があります。
ご自分で清掃なさるときには、防塵マスクやゴム手袋、ハンディクリーナー、アルコールスプレーが必要です。
糞尿が大量にあった場合は、コウモリが住み着いて日が経ってしまっているため、病原菌や作業の危険を考えると駆除業者に依頼することをおすすめします。
騒音によるストレス・睡眠障害
コウモリがいることによって毎日悩まされる場合、精神的なストレスは相当かかります。
住み着いたことによるストレスに加えて、バサバサと翼を動かす騒音が聞こえるなどしてつらいでしょう。
気になって眠れないなど睡眠障害の恐れもあるので、そうなる前に対策を試みてください。
家庭でできるコウモリ駆除方法
ここでは、家庭でできるコウモリ駆除方法を詳しくお伝えします。
コウモリ駆除用の手作りハッカ油スプレーで対策
コウモリは嗅覚が発達しているので、メンソールのような爽快感のあるハッカやミントの匂いが苦手です。
ハッカ油は、ドラッグストアやホームセンターでもお手頃な価格で手に入れやすいです。
ハッカ油スプレーを作るときの材料は
- ハッカ油
- 無水エタノール
- スプレーボトル(ガラス製か、アルコール対応)
これらは、ドラッグストアで揃えることができるでしょう。
使用上の注意をよく読んで、作って試してみましょう。
コスパがいいので、使う量を気にすることなく吹きかけることができます。
忌避剤など市販グッズを使う
忌避剤など市販グッズを使うことはコウモリ対策において有効です。
レビュー評価の内容が良かった忌避剤を載せておきますので、ご参考ください。
超音波アプリなどで対策
また、超音波アプリでは、
- 超音波バリア Android/iPhone 対応
- 超音波害虫駆除 iPhone 対応
- 周波数ジェネレータ Android 対応
などがあります。
また、一時的に追い出せても超音波音に慣れてしまい戻ってくることがあります。
超音波と同時に忌避剤も一緒に使ってみると一時的な追い出し効果が期待できます。
小さなお子さんやペットに聞こえる場合がありますので、気をつけて使いましょう。
LEDライトなどの強い光を利用する
コウモリは夜行性のため、LEDライトなどの強い光も嫌がります。
こちらも一時的な効果は期待できますが、コウモリも光に慣れて戻ってくる恐れがあります。
追い出しが成功したら、侵入経路や寝床の隙間を埋めて、戻ってきても入り込めない状態にすることが重要です。
コウモリ駆除を自分で行う場合の注意点
コウモリ駆除を自分で行う場合は、駆除をする時期に注意しましょう。
1年の中で、コウモリ駆除に適した季節は、春(4月~5月)と秋(9月~10月)の2回です。
その他の時期は、冬眠や子育てや出産などで駆除に適した時期ではありません。
冬眠中(11月~3月)に駆除しようとすれば、動きの鈍いコウモリは隙間の中で死んでしまう恐れがあります。
出産・子育て時期(6月~8月)は、飛べない子コウモリがいるため隙間に残って死んでしまう恐れがあるでしょう。
温暖化やその土地の気温で多少の時期のズレはあると思いますので、あくまで目安となります。
例えば3月にコウモリが冬眠から目覚めて活動を始めた場合は、3月に行って大丈夫です。
コウモリを殺してしまわないように、駆除のタイミングを確認することは非常に大切です。
コウモリを殺してはいけない理由
コウモリは、「鳥獣管理保護法」によって守られている生きもので、殺したり捕まえたりすることは法律で禁止されています。
捕獲や殺傷した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる可能性がありますので注意しましょう。
コウモリは、私たちにとって害虫になる、蚊や蛾やカメムシ、ゴキブリなどを食べる「益獣」でもあります。
食物連鎖のバランスの中で、農作物に被害を与える害虫を食べることで農作物を守っている役割も持っています。
そのため、害獣だから殺傷していいわけではなく、追い出すことを最優先に考えていきましょう。
コウモリ駆除は市役所に依頼できる?
市役所は、コウモリ駆除に関する相談には応じることがありますが、実際の駆除作業は行わないことが一般的です。
市役所によっては、コウモリの駆除方法や予防法を教えてくれる場合もあります。
自分でコウモリの撃退が難しい場合は?
屋根裏などコウモリのいる場所によって、ご自分でコウモリの撃退がどうしても危険で難しい場合があるでしょう。
そんなときは、コウモリ駆除を行ってくれる業者に依頼することをおすすめします。
まずは、少なくとも3社見積もりを取って比較検討し、ご自分に合った親切な対応をしてくれる業者を探しましょう。
スプレーなどで自分で追い出し、清掃・消毒、侵入場所を塞ぐことだけお願いするなど、費用を抑えるために相談ができる可能性もあります。
「コウモリの撃退法」を調べている人がよく思う質問
ここでは、「コウモリの撃退法」を調べている人がよく思う質問について回答していきます。
まとめ:コウモリ被害が大きくなる前に対策を!
コウモリの撃退方法について、少しはお役に立てましたでしょうか。
もともと1.2匹しかいないし、大丈夫だと思っていたコウモリも住み着くと増えます。
増えると糞尿が増し、大変なことになる可能性がありますので、被害が大きくなる前に対策をしてくださいね。
対策をするときは、時期によく注意をして適切に行いましょう。
コメント