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ネズミが出たら保健所に通報するべき?飲食店・スーパー・コンビニなどで見つけたら?

ネズミ 保健所 通報

飲食店に従業員として勤務している方、お客さんとして利用している方の中にもネズミを見かけた方は居るかもしれません。

ネズミを見かけた場合、誰もが衛生的にも精神的にも不安になるものです。

もしも見かけた時は、どうするのが最善の方法なのか?

この記事では、ネズミが出た時は保健所に通報するべきなのか、飲食店やスーパーなどで見かけた際はどう対応するべきなのかを紹介します。

目次

ネズミが出たら保健所に通報するべき?

ネズミ 保健所 通報

この項では、飲食店やスーパーなどの施設でネズミが出た際に、保健所へ通報するべきか紹介します。

飲食店でネズミが出た場合は保健所に通報するべきか

飲食店でネズミを見かけた場合、保健所へ通報しましょう。

合わせて、従業員にも静かに「どこでネズミを見かけたか」を伝えてください

これは、他の利用されている方々に不安や混乱を与えないためになります。

飲食店でネズミが出た場合、最も気になるのは「食中毒」です。

ネズミは「サルモネラ菌」を媒介するとても厄介な存在です。

食品に被害が無くても、食器や調理器具に菌が付着している可能性もあるため注意が必要です。

サルモネラ菌

症状として腹痛、下痢、発熱、嘔吐を引き起こし、高熱が出るのが特徴です。

潜伏期間は菌を体に入れてから、12時間~48時間後に症状が現れ始めます。

スーパーでネズミが出た場合は保健所に通報するべきか

スーパーマーケットでネズミを見かけた場合、保健所へ通報しましょう

合わせて、従業員にも静かに「どこでネズミを見かけたか」を伝えてください

これは、他の利用されている方々に不安や混乱を与えないためになります

スーパーマーケットでネズミが出た場合、最も気を付けたいのは「食中毒」と「混乱」です。

ネズミが野菜や総菜といった袋などで密閉されていない商品の周りに居た場合でも、サルモネラ菌が付着している可能性があります。

また、生鮮食品を販売しているスーパーマーケットには不特定多数の利用者がおり、ネズミを見かけた際に大きな声で叫ばれるなど、店内が大混乱になる可能性もあります。

コンビニでネズミが出た場合は保健所に通報するべきか

コンビニでネズミを見かけたら、保健所に通報しましょう

合わせて、従業員にも静かに「どこでネズミを見かけたか」を伝えてください

これは、他の利用されている方々に不安や混乱を与えないためになります

コンビニではおにぎりやサラダの他、パンやお菓子といった食品が大量に並べられており、そういった食品を並べている棚の一番奥に潜んでいることがあります。

その際、商品を手に取る利用者を噛んだりする危険性がある他、食中毒による被害が出る可能性があります。

飲食店でネズミが出たら営業停止になる?

飲食店 ネズミ 営業停止

飲食店でネズミが出た場合、保健所による立入検査の結果次第では営業停止となる可能性はあります

これは、ネズミの「何でも齧る」という習性のため、食品だけでなく電気コードまでも齧ってしまい、火事の原因にもなる可能性があるからです。

また、食品などは無事だったとしても、食器類や調理器具を保管している場所を通り道としている可能性もあり、それによりサルモネラ菌が付着し、食中毒を引き起こす可能性もあります。

飲食店でねずみがでるのは当たり前?

飲食店 ネズミ 当たり前

飲食店にネズミが出ることは決して当たり前ではありません

ネズミは食中毒の原因となるサルモネラ菌やレプトスピラ菌といった多数の病原菌を媒介している可能性が高いため、飲食店でネズミが出た場合には、そういった病原菌が食品や調理器具、食器などに付着している可能性もあります。

また、ネズミは「何でも齧る習性」を持っているため、電気コードを齧られることで火災の原因となる可能性があります。

今は誰もがスマートフォンを持つ時代です。

飲食店で食事中の方が物珍しさから写真を撮り、それをSNSなどにアップすると瞬く間に拡散し、その飲食店の評価は一気に下がることになるでしょう

これが原因で経営を続けることが難しい状況になってしまう、という可能性もあるため、ネズミが出ることは決して当たり前ではないと考えておいてください。

ネズミ駆除や死骸処理は保健所に依頼できる?

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保健所や市役所といった行政機関では、ネズミの駆除や死骸処理などの対応はしていません

これは、ネズミの駆除に対して、一定の品質とサービスを保証することができず、予算を組むことなどができないためです。

ただし、ネズミ駆除のアドバイスや捕獲器や駆除業者の紹介といったサービスは窓口で行っていますが、行政機関が紹介する駆除業者でもサービスに対する費用は自己負担となるため、自身で複数社に相談し相見積もりをすることをおすすめします。

ネズミ駆除は助成金が出る?

ネズミ駆除 助成金

自治体などからネズミ駆除に対する助成金は出ないと考えておきましょう

ただ、一部の自治体では、商店街などの団体向けの助成金を準備している場合もあるので、団体で駆除業者などを利用する場合は自治体に相談してみてください。

個人向けの助成金を準備している自治体はほとんど無いと考えた方がいいでしょう。

ネズミ駆除において市役所や保健所が行っているサポートは?

ネズミ駆除 市役所 保健所 サポート

市役所や保健所では、ネズミなどの害獣や害虫の被害に困ってしまい「どうすればいいのかわからない」という方に向けた相談窓口を設置しています。

この項では、どういったサポートを行っているのか紹介します。

ネズミ駆除についての相談

ネズミの駆除についての相談やアドバイスを受けることができます。

例えば、ネズミがよく侵入する際に使用している経路、隙間や経路の塞ぎ方のほか、自身で行える範囲で効果的な駆除方法など具体的なアドバイスや指導を受けることができます。

ネズミ駆除に使う道具の貸し出し

全ての市役所というわけではありませんが、ネズミの駆除に使用する捕獲器などを無料で貸し出し、配布しています。

使用を検討している方は一度、お住まいの市役所や区役所へ相談してみてください。

補助金や助成金の手続き

まず最初に、ネズミの駆除における助成金が出ることはほとんどありません。

ただし、一部の自治体では害獣駆除に対して補助金を支給しているところもあるので、一度相談してみるといいでしょう。

また、商店街など団体での補助金を準備しているところもありますが、個人の被害や駆除には適用されません。

ネズミ駆除業者の紹介

市役所では、害獣駆除の専門業者を紹介してくれることもあります。

どの業者にお願いするのがいいのかわからない、という方は参考にするのもいいでしょう。

ただし、駆除にかかる費用などは個人負担となるため、紹介された業者以外にも可能な限り、自身で調べ複数の業者に相談し、相見積もりを取ることをおすすめします。

同じ料金でもサービス内容が異なっていたり、信頼できる業者なのかなどを知る機会にもなります。

一戸建てのねずみ駆除の場合でも市役所や保健所に相談できる?

一戸建て ネズミ駆除 市役所 保健所 相談

戸建ての場合でも、ネズミの駆除に関して市役所や保健所へ相談することはできます

ただし、駆除における受付はしておらず、相談やサポートを受けるだけにとどまります。

また、駆除における補助金や助成金も個人での適用はしていません。

害獣駆除の専門業者を紹介してくれることもありますが、紹介された業者だけにとどまらず、可能な範囲で他の業者にも相談し、相見積もりを取ることをおすすめします。

中には、高価格低品質といった悪徳業者いるため、複数の業者の料金やサービス内容など比べることで信頼できるかを見る良い機会になります。

ねずみ駆除と対策

ネズミ駆除 対策

この項では、個人でできるネズミの駆除と対策について紹介します。

ねずみの駆除方法

まず、ネズミの駆除に使用する殺鼠剤や粘着シート、忌避剤などといった駆除アイテムはホームセンターやドラッグストア、インターネットで購入することが可能です。

殺鼠剤

まず、ネズミのエサ場となる場所(台所など)に駆除剤を設置してください。

最初は警戒しているため、食べていない期間がありますが、動かさず放置しておきます。(1週間以上経過しても食べていない場合、エサ(駆除剤)の存在に気付いていない可能性もあるため場所を移動します。)

ネズミは特に警戒心が強い動物なので、一度設置したら動かさず最低でも1週間は様子を見てください。

粘着シート

ネズミの通り道(ラットサイン)を探し、設置してください。

ネズミは壁に沿うように移動する習性があるため、物陰や部屋の隅に設置するのが効果的です。

一度粘着シートで捕まえた場所は、他のネズミが警戒するため、近寄らなくなるので設置する場所は変えるようにしてください。

ラットサインとは

ネズミが残すフンや齧った跡、足跡や黒く擦った跡を指します。

黒く擦った跡とは、ネズミは壁に沿って移動する習性を持ち何度も同じ場所を行き来するため、ネズミの体に付着した汚れが壁などにも付着し、黒い擦ったような跡がつくのでラットサインとして判別の対象になります。

燻煙剤

ネズミが屋根裏など手が届かない場所に逃げ込んだり侵入している場合、追い出したい時に使用する薬剤です。

設置方法として、ネズミが出入口として使用している隙間から遠い場所に設置します。

煙とニオイでネズミに強いストレスを与え、侵入口から外へ追い出すように使用します。

また、ニオイが残ることにより再度侵入することを防ぐ役割もあります。

ねずみの侵入を防ぐための対策

対策として、金網やパンチングメタル、パテを使用することで侵入に使用している隙間を塞ぐことが重要になります

主な侵入経路は、「キッチンの導入口」「配管の隙間」「ブレーカーボックス」「玄関」「エアコン」「換気扇(換気口)」「壁」などにあたります。(まだまだ侵入経路は存在します。)

こういった侵入経路を塞ぐことと合わせて、忌避剤などの薬剤を設置することでネズミの侵入を防ぐことができます。

また、ネズミのエサとなる生ゴミや食べ残しなどを放置せず蓋付きのゴミ箱に捨てるようにする、段ボールやタオルといったネズミの巣材になるものを置きっぱなしにしないようにするなど、部屋を整理整頓しておくことがネズミの侵入を防ぐ最も簡単で、最もコスパの良い対策です。

「ネズミ 保健所 通報」を調べている人がよく思う質問

ネズミを見つけたらどうすればいいですか?

早急に害獣駆除の専門業者に相談し、駆除と対策を行ってください。

ネズミは感染症の原因となる病原菌やダニ・ノミなどの寄生虫を運ぶ、とても危険な害獣です。

飲食店でネズミが出たら営業停止になりますか?

保健所による立ち入り検査の結果次第では、営業停止になることもあります。

飲食店ではネズミが出やすい環境になりがちですが、一度でも侵入を許してしまうと食中毒のリスクが上がるだけでなく、SNSなどへの書き込みにより経営が難しくなってしまう可能性もあるため、ネズミ対策は確実に実施しましょう。

ネズミの駆除は法律で規制されていますか?

家ネズミと呼ばれる種「クマネズミ」「ドブネズミ」「ハツカネズミ」は規制の対象外となります。

ただし、野生のネズミに対しては「鳥獣保護管理法」という規制の対象となっているので、捕獲などは禁止されています。

ゴキブリがいたら保健所に通報できますか?

ゴキブリといった衛生害虫が出た場合、保健所へ通報することができます。

衛生害虫とは、「人に対しても直接的な害を及ぼす可能性がある虫」を指します。

食中毒の原因となるサルモネラ菌や大腸菌などを保菌している可能性が高いため、特に飲食店ではネズミ対策と同じくらいの対策を施す必要があります。

まとめ:事前のネズミ対策で侵入を防ごう!

この記事では、ネズミが出たら保健所に通報するべきか、飲食店・スーパー・コンビニなどで見つけた時、通報するべきなのかを紹介しました。

ネズミにとって飲食店やコンビニは暖かく、適度に水気があり、エサも豊富な場所は天国のような場所です。

そのため、集まって来やすい条件が揃っているのですが、一度でも侵入を許してしまうと途端に食中毒のリスクが増大するほか、利用されている方に見られてしまうとSNSなどにより一瞬で悪評が広まってしまい、経営自体が難しくなってしまう可能性があります。

ネズミの対策は忌避剤や定期的な清掃などを行えばある程度防ぐことが可能ですが、個人で行うには限界があります。

そこで、害獣駆除の専門業者による施工サービスでは、侵入経路を事前に塞ぐ、罠や忌避剤などを設置するなど的確な対策を行ってくれるため、一度相談してみることをおすすめします。

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