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ネズミはどこから入る?侵入口の大きさは?侵入口がわからない場合や追い出す方法も解説

ネズミどこから入る

家の中でネズミを見たことがある人は、一体どこから入ってきたの?

疑問に思ったことがあるかもしれません。

ネズミはほんのわずかな隙間から侵入できる動物です。

では一体、どれくらいの大きさがあれば入ることができるのでしょうか?

また、侵入口がわからない場合や追い出す方法を一緒に解説していきます。

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目次

ネズミはどこから入る?

体の小さなネズミは、わずかな隙間があると家の中に侵入することができます。

どのくらいの大きさ?

子どものネズミであれば、1.5cm程度の隙間や穴からでも侵入できると言われています。

また、大人のネズミでも500円玉程度の隙間から侵入することができます。

そのため、私たち人間からすると、隙間や穴が見当たらないように感じるかもしれません。

しかし、体の小さいネズミからすると、意外と多くの隙間が家の中には存在しているのです。

ネズミの主な侵入経路

体の小さなネズミは、家のあらゆる隙間を見つけて家の中に侵入してきます。

そして、身体が通らなくても、歯でかじって隙間を広げて侵入してくることもあります。

中でもハツカネズミは他のネズミよりも身体が小さいので、更に小さな隙間でも侵入する可能性があります。

ここでは、家のどんなところから侵入してくるのか、場所別にご紹介します。

玄関

ネズミは家の玄関から侵入することがあります。

換気をしたり暑さをしのぐために玄関ドアを開けっぱなしにしていることはありませんか?

直接家の中と外をつなげる場所のため、ネズミにとって侵入しやすいポイントなのです。

特に引き戸タイプの玄関の場合、きちんと閉めていないちょっとした隙間からネズミが侵入することがあるので注意が必要です。

玄関荷物の行き来が多い場所のため、荷物に紛れて侵入することもあります。

屋根

昔ながらの瓦の隙間やトタン屋根の場合、壁と壁との間に隙間ができやすいので侵入されやすいです。

屋根の下地材をかじりながら、天井裏に侵入することもあります。

雨漏りなどの不具合や異常があれば、屋根の点検や修理をしますよね。

ただし、屋根は普段目で見えない部分のため、明らかな不具合が出ないと気づきにくい場所です。

そのため、たとえ小さい隙間でもネズミには十分な隙間になっていることがあります。

壁の隙間

壁と壁の隙間は配線や断熱材などがあるものの、空洞になっているため移動が可能です。

壁の隙間は家全体に広がっていることもあるので、配線や配管を伝ったり屋根裏や壁の中を自由に行き来しながら移動できてしまいます。

また、経年劣化で耐久性が低くなっている耐火ボードの壁や、隙間風が多い家があると、隙間をかじって侵入してくることもあります。

壁の隙間から入ることができると、エアコンの配線、シンク下の隙間、配管を通す隙間、ブレーカーボックスなど、壁を通じて家中あらゆる場所から侵入できてしまいます。

エアコン導入部

エアコンの配管と穴の隙間を埋めるためのパテ処理をきちんとしていない場合、わずかな隙間から壁の中へ侵入されることがあります。

また、エアコンを取り外したときの工事で、穴に蓋をしっかりしていないと同じようにその穴から簡単に侵入されてしまいます。

換気扇

キッチンの換気扇フードや取り付け枠に隙間がある場合は、簡単に侵入されてしまいます。

通気口として屋外と室内を物理的に繋げているため、そこから通って侵入してくる可能性があります。

特にキッチンの換気扇からは食品のニオイが出ていることもあり、ネズミを誘う誘引剤のような効果を促してしまう場合もあります。

上階の窓

1階とは違って、2階や3階の窓は防犯の意識が低くなって開けっぱなしになっていることがあるかもしれません。

その場合、家の外の電線や電話線、壁を伝って侵入することもあります。

エアコン室外機

エアコンを設置するときは、室外機から室内に向けて配管が通っています。

壁に穴を開けるため、本来は配管周りの隙間をパテでふさいでいますが、室外と室内を物理的につなげるため隙間が空いていると侵入してくる可能性があります。

戸袋

戸袋ってなに?

雨戸を開いたときに、雨戸を収納するためのスペースです。

築年数や設計の都合上、家によっては戸袋の上下部にわずかな隙間が空いており、そこから侵入することがあります。

また、戸袋は外側から見えづらく、夜間などは雨戸を閉めている場合が多く、外から自由に出入りできるようなスペーがある場所です。

そのため、戸袋はネズミの侵入口として使われやすい場所です。

基礎の隙間

建物の基礎の隙間からも侵入されることがあります。

これらは、家の土台部分が経年劣化によってひび割れていたり、床下へとつながる隙間が空いていたりする場合、ネズミが家の中に侵入しやすい経路なのです。

特に、ネズミにとって床下は雨や寒さをしのぐための居心地の良い空間です。

地面に穴を掘って床下まで侵入したり、巣を作って住み着くケースもあります。

排水パイプ

排水パイプを伝ってトイレやキッチンなど水回りに侵入することがあります。

特に食べ物が多くあるキッチンは、ネズミにとってエサのある魅力的な場所です。

普段私たちは定期的に水を流して生活をするので大丈夫と思いがちです。

ただし、ネズミの中には約3分潜水が可能など、優れた身体能力を持ったネズミもいるので注意が必要です。

各種配管

ガス管、水道管、エアコンの配管など、家には様々な配管があります。

本来配管は漏れがないように頑丈に作られています。

しかしわずかな隙間があるとネズミは歯で無理やりかじって侵入する場合もあります。

床下通風口

通常、床下の通風口は金網やネットでふさがれていることが多いです。

ただし、あまり目につかないところなので、劣化していても気づきにくく、少しでも隙間が空いている場合は侵入されてしまいます。

ネズミの侵入口の大きさは?

ネズミは500円玉くらいのわずかな隙間でも侵入できます。

また、小さな体ですが登ったり伝って移動することができます。

身体をくぐり抜けられる狭い隙間を見つけるのがとても上手な動物なのです。

そのため、こんな場所から?

思ってもいないような驚くところから侵入することがあるかもしれません。

ネズミの侵入口がわからない場合はラットサインを探す?

ネズミの侵入口がわからない場合の手掛かりになるのがラットサインです。

ラットサイン:ネズミが残していった痕跡のこと

ネズミの存在を残すラットサインは、ネズミはどこに潜んでいるのか、どこから侵入したのかの目印になります。

例えば、足跡、フン、汚れたネズミが壁や床へふれることでふれた部分が黒く変色します。

これらがラットサインとしての代表例です。

また、ネズミのような小動物は排泄の頻度が高いので、以前なかった場所にフンが見つかった場合、ごく最近ネズミが通った可能性があると考えられます。

ネズミの侵入口が不明な場合は、ラットサインを手がかりに対策をするといいでしょう。

ネズミがいるか確かめる方法は?

次のラットサインを手がかりにネズミがいるか確かめる方法をご紹介します。

  • フンや尿の跡

1cm程度のポツポツとした黒いフンが落ちていたり、天井にシミができている場合があります。

  • 小さなかじり跡

ネズミは雑食で基本的になんでも食べます。

そのため、配線コード、柱、家具などにかじられたような跡が残っている場合があります。

  • 擦ったような汚れ跡

ネズミは視力が弱く、体の一部を壁や床に擦り付けながら移動する習性があります。

その時に汚れが付着するため、黒っぽい油汚れがついている場合があります。

ネズミの侵入口をふさぐアイディアやグッズ

家の中にネズミが侵入していて更に侵入経路がわかった場合、被害が拡大しないように侵入口をふさぐことが大切です。

ここでは、侵入口をふさぐアイディアやグッズをご紹介します。

ネズミ侵入防止グッズ

  • 防ネズミブラシ

ネズミの通り道の隙間や穴に挿入したり、配管に巻き付けて使用します。

ふれるとチクチクするためネズミが嫌がります。

  • とおせんぼ

鋼板にギザギザの穴をプレスしたプレート状のアイテム。

排気口に巻きつけたり、ネズミの通り道になりそうな場所に取り付けます。

ネズミはトゲの痛さを体感することで、危険な場所と学習して近寄りにくくなります。

100均のネズミ侵入防止グッズ

蚊取り線香、わさび、唐辛子、ハッカ油などネズミが嫌いなニオイを使うと効果的です。

ネズミが出入りするような場所にぬったり、煙を焚いたり、置いておくといいでしょう。

DIYでネズミの侵入口をふさぐ

換気口や床下など隙間が空きやすい場所に金網を張ったり挿入したり、金属板を固定して侵入口をふさぎます。

また、配管や壁の隙間や穴は、パテを使用して侵入口をふさぎます。

その場合、ネズミが嫌がるカプサイシン配合のパテを使用すると効果的でしょう。

ネズミが出る家の特徴は?

ネズミはどんな家にも住み着くわけではありません。

ネズミが出る家は2つの大きな共通点があります。

  • 侵入できる隙間や穴がある
  • エサや巣作りの材料になるものがある

ネズミを家から追い出す方法

繁殖力の高いネズミは、見つけたらすばやく駆除することが重要です。

ネズミを家から追い出す方法は主に次の3つが挙げられます。

忌避剤を使用

ネズミが嫌うニオイや成分の入った薬剤で追い払う方法

捕獲器を使用

薬剤や毒エサを使わず捕獲することで物理的に数を減らす方法

殺そ剤を使用

ネズミの好物のエサに毒を混ぜて食べさせる方法

ネズミが侵入してこないための予防策

エサの確保と外敵から身を守るための安全に生活できる場所を探して、ネズミは家に侵入してきます。

逆を言えば、ネズミにとって住み心地の悪い環境にすればたとえ侵入したとしてもすぐに出ていってしまいます。

これまで紹介した侵入口になっている隙間をしっかりとふさぐことが大切です。

また忌避剤などを使用してネズミにとって住み心地の悪い環境にすることも予防策になります。

「ネズミどこから入る」を調べている人がよく思う質問

ネズミが出る家の原因は何ですか?

家の中にネズミが侵入できる隙間や穴があることが原因です。

大人のネズミでも500円玉程度のわずかな隙間でも侵入できます。

ネズミはどんな家に入りますか?

ネズミはエサの確保と、安全に暮らせる場所を求めて家に入ってきます。

そこで、エサや巣作りの材料になるものがある家に入ってきます。

ネズミはどうやって家に入ってくるの?

玄関、屋根、壁、換気扇、窓、室外機、排水管、床下など、あらゆる隙間を見つけて家の中に入ってきます。

身体が通らなくても、歯でかじって隙間を広げて入ってくることもあります。

ねずみ どうやって入ってくる?

ねずみはわずかな隙間からでも入ってきますが、特に壁は注意が必要です。

なぜなら、壁の隙間は家全体に広がっていることもあるため、壁の中を自由に行き来しながら天井裏を含めた家のあらゆる部屋に移動ができてしまうからです。

まとめ:侵入口がわかったらすぐに対策を!

今回は、ネズミが一体どこから家の中に入ってくるのかについて解説してきました。

想像以上にわずかな隙間から侵入できることに、きっと驚いたのではないでしょうか。

ネズミは非常に繁殖力の高い厄介な動物です。

侵入口がわかったら、できるだけ早急に対策することをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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