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屋根裏の動物を追い出す方法は?忌避剤や音は?自分で出来ない場合や駆除料金も紹介

屋根裏 動物 追い出す方法

屋根裏で「カサカサ」「カリカリ」といった、断熱材や壁の中の木材を齧っているような音

「チューチュー」「キイキイ」などの鳴き声が聞こえることがありませんか?

これらの屋根裏に棲みつく動物を、忌避剤や音で追い出すことが出来る場合があります。

また、自分で追い出す勇気がない、不安な方もいらっしゃると思います。

そのような場合は専門業者に依頼することも出来ます。

本記事では、屋根裏に棲みつく動物の種類や対処法、

専門業者に依頼する場合の駆除費用などを解説していきます。

目次

屋根裏の動物を追い出す方法は?

屋根裏の動物を忌避剤や燻煙剤などニオイで追い出す

忌避剤とは、対象となる動物が嫌がるニオイを発する薬剤です。

生息場所や侵入経路に設置するのもや、スプレータイプなどが市販されており、手軽に使用することが出来ます。

これに対して燻煙剤は、対象の動物が嫌がるニオイを煙とともに散布する薬剤です。

侵入口から離れた場所に燻煙剤を設置し、侵入口から追い出す方法としておすすめです。

いずれも、ペットや小さい子供がいる場合は注意事項をよく読み、近づけないように注意しましょう。

屋根裏の動物を音で追い出す

基本的に野生動物は警戒心が強く、大きな音や人から逃げる傾向にあります。

身近なものだと掃除機や、携帯から大きな音を出せば驚いて逃げていく可能性があります。

この方法は、忌避剤や燻煙剤と違って費用もかからないため、屋根裏に動物が住み着いていると感じたら

まず試してみることをおすすめします。

しかし、毎日にように同じような大きな音を出し続けると、動物は音に慣れてしまう可能性があるため

あまり効果がないようであれば、すぐに違う方法に切り替える必要があります。

屋根裏の動物はバルサンで追い出すことはできる?

バルサンとは、主にゴキブリやハエなどの害虫に使われる商品です。

そのため、野生の動物に対して確実に効果があるとは言えませんが、バルサンの煙やガスは

密閉空間で使用すれば人やペットにも有害とされていることから、動物を追い出すことができる可能性はあります。

しかし、バルサンの使用は火気厳禁となっており、屋根裏の電線や断熱材に煙が触れて発火させる場合があります。

実際に屋根裏でバルサンを使用し、発火・爆発したという事例も報告されているため、

屋根裏での使用は控えましょう。

屋根裏に棲みつく動物の種類は?

ネズミ

ネズミは屋根裏に棲みつく害獣の中で最も多い種類です。

エサを求めて家に侵入し、巣を作るために屋根裏に棲みつくことがあります。

ネズミは壁の小さな穴や隙間からでも壁の内側、屋根裏への侵入が出来てしまうため注意が必要です。

ハクビシン

ハクビシンはエサを求めて農地や家の庭に姿を表します。

ネズミと比べると大きな体で、どうやって屋根裏に?と思うかもしれませんが、

ハクビシンは高い運動能力を持っているため、木の枝や配管などをうまく使って家の中へ侵入してきます。

屋根裏には断熱材や木があるため、かみ砕いて巣を作ることがあります。

アライグマ

アライグマもハクビシン同様に、エサを求めて姿を表し、屋根裏で巣を作ることがあります。

コウモリ

コウモリも地域によっては屋根裏でよく見られる動物です。

ネズミと同様に小さい体を活かして、壁の穴や隙間から屋根裏へ侵入します。

屋根裏に棲みつく鳴かない動物は?

基本的に屋根裏に棲みつく動物に鳴かない動物はいません。

しかし、どの野生動物も警戒心を持っているため、警戒してじっとしている場合もあります

鳴き声が聞こえない場合は、こちらの存在を勘付かれないように静かにして、

足音や動いている様子がないか、昼夜変えて様子を伺ったりしてみましょう。

動物が屋根裏に棲みついているサインは?

ほとんどの方が「音」でなにかいる、と気づくケースが多いようです。

屋根裏で動物が棲みついていると「カサカサ」「カリカリ」といった、

断熱材や壁の中の木材を齧っているような音や、「チューチュー」「キイキイ」などの鳴き声がします。

また、棲みついてから時間が経ってくると糞尿による悪臭もしてくる場合があります。

屋根裏の動物駆除は市役所に相談するべき?

屋根裏に棲みつく動物がハクビシンやアライグマである場合

勝手な自己判断で駆除ができないため、市役所や専門業者に相談するべきです。

しかし、ネズミだった場合は自分で駆除することも可能であるため、

自分での駆除が難しい場合のみ、業者への相談をしてみると良いでしょう。

地域によっては市役所に相談すれば、対応してくれる業者を紹介してくれる場合もあります。

まずは自分で駆除をするか、業者に依頼するか検討しましょう。

屋根裏の動物を駆除するときの注意点

ネズミを駆除する場合

ネズミは自分で捕獲や駆除をしても良い生物として、

ホームセンターなどで忌避剤や粘着シートといった駆除に必要な商品を購入することが出来ます。

市販で購入できる商品とはいえ、中には人間やペットなどの他の生物に有害な薬剤も販売されているため

注意事項や正しい使い方をよく読んで使用する必要があります

市販では殺鼠剤というネズミ用の毒餌も売られていますが、これらを使用する場合は、

ペットやお子様が誤って食べてしまわないように注意しましょう。

また、ネズミは病原菌を媒介している場合があるため、粘着シートなどで捕獲した死骸を直接触らないように、

必ず手袋をして処理し、駆除後は消毒をしましょう。

コウモリを駆除する場合

コウモリは鳥獣保護管理法という法律によって、勝手な自己判断で捕獲や駆除をしてはいけないことになっています。

この法律では生物の多様性や自然環境の保護を目的としており、鳥類や哺乳類はこの対象となっています。

もし勝手に捕獲や駆除をしてしまうと、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰則があるため注意しましょう。

ではどのように駆除するのか、市役所や自治体へ捕獲申請を依頼する、もしくは業者に依頼する必要があります。

これはハクビシンも同様です。

アライグマなどを駆除する場合

アライグマはコウモリやハクビシンと同様に、鳥獣保護管理法によって守られている動物ですが、

そのほかに外来生物法という法律によって、生きたまま運送することが禁じられています

そのため、捕獲したアライグマを直接市役所に運んだり、連絡もせずに直接業者のもとへ運ぶことは出来ません。

捕獲した場合は必ず市役所や業者へ連絡し、自分で処理する場合の処理方法や、

引き取りに来てもらうのであれば日時を控えて、最後まで対応しましょう。

屋根裏の動物駆除が自分で出来ない場合は?

屋根裏の動物は様々な種類がいて、動物によって捕獲や駆除にかかる費用も手間も異なります。

そのような中で、自分で駆除が出来ない場合も多くあります。

その場合は市役所や専門業者に問い合わせし、依頼するのも懸命な判断だと思います。

自分で駆除するよりも費用はかかってしまいますが、プロの業者は多くの現場を見ていて

状況を見るだけでどんな薬剤や方法を使うか判断できるため、早期対応が可能です。

また、駆除後の清掃や消毒までおこなってくれる業者も多く、

再発防止までしっかり対応してもらえるため、確実に今後の被害を避けることが出来ます。

屋根裏の動物駆除料金

業者に依頼した際の駆除料金に関しては、被害状況や屋根裏に棲みついている動物の数や種類、

行動範囲の広さなどによってさまざまです。

基本料金としてはどの動物でも15,000円~というところが多い印象です。

しかし、あくまで基本料金のため、ネズミの場合は使用する薬剤の量や粘着シートの枚数で大きく変わっていきます。

駆除にかかる詳細な料金は、問い合わせご相談後に現地調査をし、見積りを出してくれる業者がほとんどです。

現地調査に関しては無料で対応してくれる業者が多いため、

数か所の業者に現地調査を依頼し、比較してみるのも良いと思います。

「屋根裏 動物 追い出す方法」を調べている人がよく思う質問

屋根裏の動物を追い出す方法はありますか?

簡単に出来る方法としては掃除機や携帯、声を使って大きな音を出す方法があります。

動物が驚いて逃げていく場合がありますが、動物が音に慣れてしまうと効果は低くなります。

他にはホームセンターで販売されている忌避剤や燻煙剤を使用する方法もあります。

屋根裏に動物がいるか確認する方法は?

屋根裏に動物が棲みついていると「カサカサ」「カリカリ」といった、断熱材や壁の中の木材を

齧っているような音や、「チューチュー」「キイキイ」などの鳴き声が聞こえる場合があります。

また棲みついてから時間が経ってくると糞尿による悪臭もしてくる場合もあるため、

屋根裏からの物音に耳をすませてみたり、逆に大きな音を立てて逃げようとする足音が聞こえないか

確認する方法があります。

まとめ:動物の種類にあわせて適切な対処法を!

いかがでしたか?

屋根裏には様々な動物が棲みつく可能性があると知って驚いた方もいると思います。

動物の種類によっては、法律によって勝手に捕獲してはいけない動物もいます

そのため、しっかりと動物の種類を把握し、市役所や業者と連携して対応していく必要があります。

動物の種類まではわからない、特定は出来たけど申請を出したり、自分で捕獲するのは自身がない

という方は市役所や専門業者に現在の状況を相談してみましょう。

害獣駆除は早期対応が重要であるため、悩んでいるようであればまずは現地調査に来てもらうと良いです。

また、駆除後は再発防止のため清掃や消毒、侵入口となった穴や隙間の閉鎖作業も必ず処理しましょう。

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