ベランダで動物のフンを見つけたことはありますか?
そのフンがなんの動物のものなのか、ちゃんと判断出来ていますか?
ネズミのフンの特徴を正しく理解し、正しい除去方法で対処していく必要があります。
また、一軒家とマンションでの侵入経路の違いや、対処の違いも併せて解説していきます。
ベランダでねずみのフンを見つけたら?
ベランダのネズミのフンによる被害
ベランダにネズミのフンがある場合、健康上のリスクや被害といった危険性が考えられます。
まず、ネズミのフンには細菌やウイルスが含まれており、病気の原因になることがあります。
特に、ハンタウイルスやサルモネラ症などの感染症を引き起こすリスクがあります。
また、フンを放置すると悪臭いが漂い、不快感を引き起こします。
このようなフンを除去しようと素手で触れてしまうと、アレルギー反応や喘息の悪化を引き起こす場合もあります。
ネズミが家の中に入ってくる可能性
ベランダにネズミのフンを見つけた場合、ネズミが家の中に入ってくる可能性はあります。
ネズミは非常に小さな隙間でも通り抜けることができるため、ベランダに出るドアや周辺の窓を少しでも
開けていると住居内の温かさや食料を求めて侵入することがあります。
ベランダでねずみのふんを見つけたときの対処法
ベランダでネズミのフンを見つけた場合、すぐに適切な対処を行うことが重要です。
ネズミのフンには健康リスクが伴うため、慎重に処理し再発を防ぐための対策も必要になってきます。
ネズミのフンにはウイルスや細菌が含まれている可能性があるため、ゴム手袋やマスクをして
可能であれば長袖や長ズボンを着て、直接肌に触れないようにしましょう。
フンを掃除する際は、水で湿らせたペーパータオルや雑巾を使ってフンをそっと拭き取ります。
乾燥したフンを掃いたり吸ったりすると、ウイルスが空気中に舞い上がる可能性があるため注意が必要です。
拭き取ったペーパータオルや雑巾は、すぐにビニール袋に入れて密封し、廃棄しましょう。
ベランダに落ちている細長い黒いフンはネズミのフン?
ネズミのフンか見分ける方法
ベランダに落ちている細長い黒いフンは、ネズミのものである可能性は高いですが
ほかの害虫や動物のフンと見間違えることもあります。
まずは形や大きさ、量に注目してネズミのフンかどうか見分けていく必要があります。
ネズミのフンの特徴
ネズミのフンは細長く、端が尖っていることが多いです。
米粒のような形をしていることが特徴的です。
大きさは約0.5〜1cm程度で、黒くて艶がある場合が多いです。
新しいフンほど光沢があり、古くなると色が褪せて茶色や灰色に変わることもあります。
ネズミは頻繁にフンをするため、複数のフンがまとまって落ちているようであれば、ネズミの可能性が高いです。
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ベランダの黒いフンが大きい場合は別の動物?
ベランダに落ちている黒いフンが大きい場合、ネズミ以外の動物である可能性もあります。
ネズミのフンは一般的に0.5~1cm程度の小さな細長い形をしていますが、ネズミの中でも大きな体を持つ
ドブネズミの場合、1〜2cm程度の長さになることが多いです。
しかし、これよりも更に大きいということであればネズミ以外の動物であると考えて良いでしょう。
考えられる動物としては、ハクビシンやアライグマ、野良ネコなどが挙げられます。
これらの動物の場合、フンの長さは3〜5cm程度となるため、ネズミのフンよりも遥かに大きいと判断した際は
ネズミ以外の動物である可能性を考えましょう。
ネズミがベランダに来る理由は?
一軒家の場合
一軒家の場合、庭や周辺に植栽があることが多く、ネズミはこのような自然環境を利用してベランダにやってきます。
庭の雑草やゴミ置き場がネズミの隠れ場所になったり、食べ物の供給源にもなりやすいです。
また、特に古い建物だと、壁や天井付近に隙間や穴ができやすく、ネズミの侵入もしやすくなります。
ベランダの下や壁の隙間、エアコンの配管周りなどが主な侵入経路となるでしょう。
また、排水溝や換気口の隙間もネズミが侵入するルートになることがあります。
マンションの場合
マンションでは、高層階なら大丈夫だと思われがちです。
もちろん、下層階の方がネズミの出入りはしやすく、ベランダにやってくる可能性が高いですが
建物の構造によって様々なため、高層階でも簡単に登っていき侵入することもあります。
マンションのベランダに侵入するネズミは、外部から直接侵入することもありますが、
配管や通風口を経由して侵入することが多いです。
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ベランダのフン対策と掃除方法
一軒家のベランダで細長い黒いフンをするネズミの対策方法
ベランダを定期的に清掃し、ゴミを放置しないようにしましょう。
特に、ベランダに生ごみを置くと食べ物の匂いに引き寄せられるため注意が必要です。
また、ネズミが家に侵入できる隙間がないか確認し、見つけた場合は塞ぎましょう。
窓やドアの周り、配管の通り道などをチェックし、隙間を埋めるか、金網などで覆うと良いです。
もし、隙間や穴が見つからない場合は、室内に捕獲トラップや粘着シートを設置して、
仮にネズミが家に侵入してしまっても捕まえられるように対策しておくと安心でしょう。
設置する場所としては、ネズミのフンを見つけた場所や、ネズミの通り道になりそうなところが効果的です。
マンションのベランダで黒いフンをするネズミの対策方法
マンションでは共有部分が多いため、管理会社と連携して対策を考えることが重要です。
自分自身で出来る対策としては、窓やバルコニーの隙間を特に注意深く確認し、
侵入を防ぐために隙間や穴を塞ぐよう管理会社へ相談すると良いでしょう。
また、窓を開けたままにしたり、ベランダの掃除をおこたっていると、
ベランダに棲みついたり、部屋に侵入してくる場合があるため、ベランダでネズミのフンを見つけた際は
すぐに侵入対策をし、早めに管理会社へ相談しましょう。
ベランダのネズミのフンを掃除する方法
まず、ネズミのフンを掃除する際と同じように掃除をしますが
ベランダでの掃除となるため、ベランダ下や周辺に人がいないかよく確認する必要があります。
特に、マンションの場合は近隣の住民に細心の注意を払う必要があります。
掃除の仕方としては、ゴム手袋やマスクをして直接肌に触れないようにし、
水で湿らせたペーパータオルや雑巾を使ってフンをそっと拭き取ります。
拭き取ったペーパータオルや雑巾は、すぐにビニール袋に入れて密封し、廃棄しましょう。
ねずみのふんが同じ場所にあるのはなぜ?
ネズミは特定の場所をトイレとして利用する習性があります。
この場所は、ネズミにとって生活圏の一部であり、他のネズミが通る経路に近い場合が多いです。
特に、食べ物の近くでフンをすることが多く、食事をした後、近くにフンをする習性があります。
また、フンはネズミの縄張りの一部であり、特定の場所にフンをすることで、
他のネズミに対して「ここは自分の領域である」というメッセージを送ります。
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ベランダでねずみのふんを見つけたあとの再発防止策
再発防止策としては、ベランダや周囲の壁、窓、ドアなどの隙間や穴を確認し、
隙間や穴を、金網やコーキング材を使ってしっかりと塞ぎます。
ベランダを定期的に清掃し、フンやゴミを取り除きます。
可能であればアルコールなどで消毒を行い、衛生状態を保つと良いです。
また、ベランダに植木鉢や草木がある場合、密集しすぎないように管理することで
ネズミが隠れやすい場所を減らすことが出来ます。
「ベランダ ねずみのふん」を調べている人がよく思う質問
まとめ:ネズミのフンを見つけたらすぐに対処を!
ネズミのフンには、細菌やウイルスが含まれており、病気の原因になることがあります。
また、フンを放置すると悪臭いが漂い、不快感を引き起こします。
このようなフンを除去しようと素手で触れてしまうと、アレルギー反応や喘息の悪化を引き起こす場合もあるため
見つけた場合はすぐに正しい清掃方法で除去し、
再発防止のため、周辺の隙間や穴の閉鎖作業を行っていく必要があります。
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